Julien Neto - Le Fumeur De Ciel
- Label : Type
- Release Date : 2005 Jun, 27
- Catalog No. : Type 006
Julien Neto : composer
RJ Valeo : mastering engineer
Tracklisting :
- I (One)
- Sketch
- VI
- IV (Keats)
- Musicbox
- Voy
- V (Rivers)
- Questionable Things
- III
- Farewell
「Julien Neto – Le Fumeur De Ciel」 CD全体の感想:
フランスの Julien Neto による、Typeというイギリスのインディーズの電子音楽レーベルからの作品。
ネット上でもTao等の名義で活動していたJulien Netoの音は、いわゆるアンビエント・エレクトロニカ。なんともフランスらしいとも言うべきか、綺麗ながらもなんとなく憂鬱な雰囲気は独特で、惹きつけられるものがあります。どちらかというと退屈な展開なのですが、BGM等としてかけるには申し分ないでしょう。(BGMにしては憂鬱すぎるかもしれませんが…)
最近では、ドローンやアンビエントを乱発して、独特なポジションを獲得しているType。その初期のリリースのひとつがこの作品ですが、この頃から既に明確なイメージが打ち出されていました。
各曲の感想:
1曲目、I (One)は、アルバム全体を聴いた後に聴き返してみると分かりますが、入りやすい導入。比較的分かりやすい展開で流れていきます。続くSketchはシンセの連続音と、ハープのような音の絡みが非常に美しく、アルバム前半のハイライトになっています。3曲目は、 Goldmund や Helioce(Helios) 名義でも知られる Keith Kenniff によるピアノサンプリングとグリッチで静かなビートが特徴的なトラック。これぞJulien Neto節です。
IV(Keats)、Musicboxと続き、凄く退屈ですが気持ちの良いアンビエントの6曲目のVoy、7曲目V(Rivers)、8曲目Questionable Things。そして再び Keith Kenniff のピアノが散りばめられた9曲目、III。こちらは3曲目とは違いドローン寄りですが、エフェクタがかかった音色とピアノの絡みが絶品。
10曲目、FarewellもJulien Netoらしいかなり控えめなグリッチビートとアンビエンスの組み合せ。グリッチサウンドが苦手でも、彼のグリッチは難なく聴けてしまう程あっさりしています。
