David Torn - Prezens
- Label : ECM
- Release Date : 2007 Apr. 17
- Catalog No. : ECM1877
David Torn : guitars, live-sampling and manipulation
Tim Berne : alto saxophone
Craig Taborn : fender rhodes, hammond b3, mellotron, bent circuits
Tom Rainey : drums
Matt Chamberlain : drums
Tracklisting :
- Ak
- Rest & Unrest
- Structural Functions of Prezens
- Bulbs
- Them Buried Standing
- Sink
- Neck-Deep in The Harrow…
- Ever More Other
- Ring for Endless Travel
- Miss Place, The Mist…
- Transmit Regardless
「David Torn – Prezens」 CD全体の感想:
最近はECMでもコンピュータプロセッシングによる音響効果を使った作品が増えてきましたが、ギタリストの David Torn / デヴィッド・トーン によるこの作品も、全編にそういった音が散りばめられています。
いわゆるECMらしい透明感のある音質というよりは、David Tornのサウンドが全面に押し出た印象となっています。また、「電子音楽」という側面が強いように思われますので、そこが人によっては好き嫌いが分かれるポイントになりそうです。
各曲の感想:
渋めに始まりつつも、サックスとディストーションのかかったギターで徐々に盛り上がっていく1曲目、Ak。エフェクトで不思議な印象になった声やギターとゆるい曲調が特徴的な2曲目、前衛的な3、4曲目へと続いて、ギターとパーカッション、ピアノで美しくもちょっとバカっぽく仕上がった、多重録音の5曲目、Them Buried Standing。
かなり自由にギターを歪ませ、重ねて遊んでいる6曲目の後は、これまた前衛というかフリーな7曲目、Neck-Deep in The Harrow…。この曲は後半でアンビエント的な音に移ろっていく過程が綺麗。
アブストラクトでまったりとした印象の8曲目、Ever More Otherに続いて、9曲目。
この曲はオーケストラルに始まりつつも、エスニックな雰囲気でかなり格好良くまとまっているキラーチューン、10曲目、Miss Place, The Mist…への見事な布石。
最後の11曲目、Transmit Regardlessも、ラストを飾るのに相応しい音。前半の静かな感じから電子音響を駆使して盛り上がっていきつつも、サックスやドラムス、ギターの暑苦しいプレイが良い感じ。
オススメです。
